異議申立、審査請求、税務訴訟の弁護士費用



 異議申立で勝負をすべき。この場合のコストは、税務調査と同じ。ただし、関根が登場するのなら、着手金100万円とタイムチャージが1時間3万円。しかし、異議調査は3回を超えないと思う。つまり、私が行くのは、訴訟の準備だとのイメージを作るため。相手も、訴訟を想定して課税処分を行っているが、しかし、現実に、自分の案件が訴訟なるまでの現実感は薄い。そこで、異議申立をして、訴訟が提起されることを実感として課税処分の再検討して貰う。成功報酬は裁判事件の成功報酬を頂きたい。異議申立が認められればですが。

 当方の主張が、異議段階で認められなければ、その段階で審査請求をするか否かを考えれば良い。審査請求の場合の着手金も100万円で、タイムチャージが1時間3万円。審査請求が認められれば成功報酬が支払われる。

 その後、訴訟になってしまう場合は、訴訟を起こすことについて、私は、たぶん、大反対をすると思う。異議段階、審査請求段階で結論が出せなかった案件について、訴訟を起こして、その後、救済される可能性は5%。

 ですから、異議と審査請求に全力を注ぐべき。しかし、訴訟を起こす場合もある。その場合でしたら、着手金300万円で、東京地裁なら、それで処理を進める。タイムチャージは請求しない予定。つまり、訴訟にしてしまった場合は、その後、3年、5年を要するので、その都度、タイムチャージを請求したら、支払う方が大変。それに訴訟で勝てる自信が、通常は、持てない。

 裁判手続で当方の主張が認められれば、成功報酬を支払っていただくが、成功報酬は、たぶん、還付加算金で充分に支払えると思う。だから、戦う場も、納税は、絶対に必要。納税しないと年14.6%の延滞税が課税されてしまいます。


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