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 令和5年12月出版
 
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 コロナ禍で社会は大きく変わったのですが、税理士業界はコロナ前と同じようなテーマの講演会を開催し、同じようなタイトルの書籍を出版している。行政法という限界があって、政府が提供する情報に頼らざるを得ないとしても、現実の実務は納税者と税理士、そして税務職員を中心に動いているのです。

 私たちは税法と税法関連業務の情報を交換するメーリングリスト(taxML)を開催しています。そこでの議論のテーマは現場の生の情報です。政府のように公定力はなく、裁判所の判決や、大学教授の意見のような権威もありません。しかし、現場で議論されるテーマこそが税理士の知恵だと思うのです。

 taxMLは情報を交換するだけではなく知識を交換し、知識を交換するだけではなく経験を交換し、経験を交換するだけではなく原理原則、価値観、哲学を交換するメーリングリストです。

 その趣旨でtaxMLの日々の議論を切り取って作成したのが『税理士の実務に役立つホットな話題(令和4年7月26日刊)』ですが、それに続く第2弾として執筆したのが本書です。執筆者はtaxMLの全員ですが、特に編集担当として執筆に係わったのが次のメンバーです。

 相田裕郎・朝貝義幸・朝倉正夫・川嶋利洋・川辺聡・黒澤直弓・木塚たか子・佐々木克典・白井一馬・高田博行・田中良幸・永井智子・長尾幸展・福井規之・船戸明・松本慎太郎・水戸圭介・三村雄一・三浦希一郎・山塚陽平